2016.05.18
「反省させると犯罪者になります」
ちょっと、過激なタイトルですよね?^^;
これは、刑務所で累犯受刑者の更正支援に関わっている方の著書のタイトルです。
反省を経験していない人はいないかと思います。
著書では、
「反省しても、何の解決にもならず、
なぜそうなったかに目をむけ、そこに本当の問題がある」と言っています。
そして、「本当の問題に目を向けず、反省ばかりを続けると、
その抑圧でいつか爆発し犯罪に繋がる行動が引き起こされる」と言う見解です。
タイトルだけを読むと、過大解釈のように感じますが、
論理的な展開になっています。
なかでも、興味深かったのは、「被害者の心情を考えさせると逆効果」とし
加害者の心情を考えさせている点です。
犯罪者自信が、他の事件の加害者の気持ちになって、その加害者の精神世界を考えさせていると言う点です。
これは、ホメオスタシス同調効果と呼べます。
ホメオスタシス同調効果、とは
その現状を維持している世界や、そこと同じ抽象度、ステイトに入りこみ、
その精神世界を垣間見ることで、なぜそういう行動をしたのか、
と言う動機を探すことにつながるのかな、と感じています。
問題行動の芽は、幼少期に植え付けられた価値観によって引き起こすことが少なくありません。
問題行動としてしまう、その基準も疑う必要がありますが。。。
幼少期に、親による刷り込みや親の価値観の押し付け、知らず知らずになされていた洗脳が
そのまま今の自分の価値観をつくっています。
ここで、ハッキリと伝えておきたいのが、
絶対的に正しい価値観や、絶対的に誤った価値観など存在しません。
「作られた自分」を解き放ち、「本来の自分」を見つけてみてください。
コーチングはマインド(脳と心)の使い方なのです。
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