2016.04.02
コーチ プレサミット 予備知識②
コーチングにおいて、なぜ「ゴール」を設定するのか。
意識の高いみなさんでしたら、「ゴールの設定」は何度も聞いてきましたし、設定もしている人が多いですよね。
では、ゴール設定は何のためにしてるのでしょうか。
何のため?
例えばあなたがスタートラインに立ち、よーいドンで走り始めるとします。
さぁ、どこに向かって走りますか。
もちろんゴールテープを目標に走りますよね?
では、
ゴールがなければどこへ向かって走るのでしょうか。
そうなんです。
走る方向が決まってないと、走れません。
ただ、やみくもに走ったとしても、頑張る方向が違うかもしれません。
自分が望む自己実現のために、ゴールを設定するのです。
また、
いやいや走っていてもタイムは伸びません。
なぜならそれは、 “have to” だからです。
では ”want to”ならどうでしょう。
1位を取りたい!
タイムを縮めたい!
〇〇したい、と “want to” で走るからこそ、結果とそこに到達するスピードも違ってくるのです。
ここまでは、
ゴール設定を初めて聞く方もおりますので、わかりやすくお伝えしました。
そして、ここからが本当のゴール設定のお話です。
ゴールは現状の外につくる、と言うのは鉄則です。
現状の外。
今考えて、ふと浮かぶものは全て現状の中です。
思いつかない様なところ、現状の外側が本当のゴールです。
そして、そのゴール設定の意味です。
どうしてゴールは何のためにつくるのか。
ゴールは “スコトマ” を外すための手段です。(スコトーマとは、心理的盲点の事です。)
人はそれぞれ見えているものが違います。
仮に、通勤ルートに新しいワインBARが出来たとします。
ワインが好きな人はすぐにそのお店に気づくでしょう。
ですが、全く興味の無い人がそのお店に気づくのは、恐らく数日ごかもしれません。
セミナー会場でも同じ事がおきます。
会場内に掲示してあるチラシに気づく人と気づかない人。
その会場に張ってあったチラシの話をしても、一緒に行った友人は、「え~そんなのあった~?」なんて言うこともあるのです。
つまり、
自分が見えているものと、隣の人が見えているものは違う、と言うことです。
それは、その人が重要と感じる、その優先順位で認識しているからであり、
重要性が低ければ意識として上がってきません。
だから認識できないのです。
このスコトーマを外すこと、そのためにゴール設定があるのです。
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