2016.04.03
コーチ プレサミット予備知識③
「コンフォートゾーン」についてお伝えします。
コンフォート・ゾーンとは「快適領域」と言います。
人は、自分にとって一番快適と感じる領域で過ごします。無意識にその領域を選択しているのです。
ここで言う「領域」というのは、必ずしも物理的な場所だけではありません。
職業、収入や財産、社会的立場など、すべての活動が、コンフォートゾーンの中で行われているのです。
さて、それはなぜでしょうか。
人は変化を嫌う生き物と言われています。
もしあなたが、「変わりたい」と願っているのに変われないのであれば、それは脳と心がその変化を嫌っているからなのです。
ダイエットでも同じです。
「痩せたい」なら、カロリー摂取より消化を増やせばいい。
食事の量を減らして運動量を上げれば良いわけです。
頭では分かっているのに食べてしまう。痩せるという変化を起こす行動を脳が嫌っているのです。
あなたの現状がコンフォートゾーンであり、痩せることは、そのコンフォートゾーンから外側に出ていく行為なので、
脳は嫌がり、「いつも通り食べて安心させてくれ」という信号を発信してしまうのですね。
そのことを、まずご理解ください^^
では、変わりたい人はどうすれば良いのでしょうか。
“コンフォートゾーンを広げれば良い”のです。
そして、予備知識としてもう一つお伝えしておきます。
「ホメオスタシス」(恒常性維持機能)とは何か。
これは生物学用語で、生物が長く生きるために、身体の安定的な状態を維持しようと自律的に反応する機能のことを指します。
「熱が出れば、汗を出して熱を下げようとする」ような、生命維持のために働く機能です。
実は、コンフォートゾーンは、人の心のホメオスタシスと言うことです。
コンフォートゾーンは過去の経験と自己イメージが決めています。
経験したことは簡単にイメージしやすく、行動に移しやすい。
それが、習慣となってあなたのコンフォートゾーンがつくられる。
さらに、ホメオスタシスでにより、少しでも快適領域から出ると、元に戻そうとする機能が働く。
コンフォートゾーンが広がらず、なかなか変われない。その繰り返しです。
では、コンフォートゾーンを広げるにはどうするか。
経験していないものはリアルにイメージしにくい。
やったことがないから当然なのですが、イメージできないことは、うまく行動に移せない。
それなら、まず経験してみましょう。
新たなコンフォートゾーンをつくるのです。
自分を劇的に変えたいなら、“コンフォートゾーンを変える” ことです。
このコンフォートゾーン広げ方、についてもサミットで詳しくお伝えできたら、と思ってます^^
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