2015.09.07
ゴールを設定しよう
心理学の用語に、心理的盲点という意味の「スコトーマ」という言葉があります。
例えば、
冷蔵庫にある塩をとってと言われ、なかなか見つけられない人が居るのはそれなのです。目の前に塩があってもです。
人はそれぞれ見えているものが違います。
その人が重要と感じる、その優先順位で認識しています。
重要性が低ければ意識として上がってこないので、認識できないのです。
毎日歩いている通りでも、新しい店のオープンに気づくのが1ヶ月後だったりするわけです。
この、心理的盲点(スコトーマ)があなたの目標達成に大きく関係をしている?!
というのが今日のお話です。
あなたの目標、ゴールは何でしょうか。
ゴールを設定する際、ゴールの先のゴールを設定します。
コーチングの基本のキと言われています。
子どもに、五円玉を立たせようとするとき、「五円玉を立てよう」と言うより、「五円玉を立てて、糸を通してみよう」と言うほうが、五円玉を立たせる子が多いのです。
これを、自分のゴールにあてはめた場合、
自分のゴールが現状の中に設定されていたら、それは望ましいゴールとは言えません。
ここで言う現状とは、今のままで続けると構造的に将来起きること、です。
新入社員が将来、係長→課長→部長と昇進していくなどは想像できると思います。
その現状でゴールを設定するのは、5円玉を立たせるのを目標にするのと同じ、ということです。
ゴールは現状を超えたところ。でなければ、人はますます現状に縛られることになるでしょう。
なぜなら、その人が見えるもの、意識として上がってきて認識できるもの、があまり変わらないからです。
ゴールを現状の外に設定するとは、重要性の優先順位を書き換えるということ。
情報的な重要性を書き換える。
それをするから、意識としての優先度が上がり、認識され、見えるものが変わる、という流れです。
あなたのゴールはどこに設定していますか?
そして、ゴールに到達するときに、あなたはどういう状態になっているでしょうか。
コーチングは、このゴール設定からすべてが始まります。
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