2016.06.23
問題以前の問題
昨日は、一つ歳を重ね、
より高い抽象度でこの一年もおくりたいと思っております。
さて、昨日はお祝いを受けたのはもちろんなのですが
突然夜から大学の先生方と同席することになりました。
そこで、これはコーチとしての職業柄のクセになるのかも知れませんが
“何が問題なのか”と言う思考がいつもクルクル回りはじめています。
例えば、先生方の職場である大学の環境や
生徒たちのモチベーションについての話では、
“そこの問題は何であるか・・・”
が頭の中で勝手に回っています。
また、
「問題解決以前の問題」が浮き出ることもあります。
ここで言う、問題解決以前の問題とは、
実務的な問題として解決されるべき事柄ではなく、
今の現状を生み出している、その大前提がどうであるか、を意味しています。
先ほどの例で言いますと、
なんとなく大学に入学し、なんとなく時期が来たから就職すると言う
どうしたいか、などの自分の意志が存在せず、
当たり前過ぎることとしての認識から、思考が停止している状態がそれに当たるのではないでしょうか。
20歳をちょっと過ぎた方であれば、可能性がいっぱいあります。
可能性しかありません!(逆説的に)
どんな人と出会うかで、その人の人生は変わります。
そして、それはランダム的な不確定なものではなく、
自分のゴール設定が、自分に重要な人を導きますので
先生方は、そっち側の存在であり続けていただきたいと感じております。
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