2018.08.02
小学校の道徳問題
今年の4月、小学校では「特別の教科」なるものがスタートしました。
イメージとしては道徳の時間なのですが、それを教科化したというもの。
それを通知表に示します。
ただし、数値での評価ではなく記述のみでの評価とのこと。
それが、大変なことになっているんです。。。
そこでのねらいは、
■読み物中心から「考え、議論する道徳」への転換
■特定の考えを押し付けるようなことはしない
だそうです。
ところがですね、1年生の教科書8社全てに登場する「かぼちゃのつる」のお話が大変なことに。。。
以下、大まかな概要です。
「擬人化された、かぼちゃがあらゆる方向(隣の畑や、畑外の道)へ自分のつるをぐんぐん伸ばします。
すると、隣の畑のスイカに注意され、ミツバチからも注意を受ける。
それでもかぼちゃは、自由につるをぐんぐん伸ばします。
そしてそこを、トラックが通過しかぼちゃのつるが踏み切られてしまう。
痛い痛いと泣くかぼちゃに、スイカやミツバチが声をかける。」
これは、ザックリとした内容です。
教科書大手の東京書籍では
資料名「かぼちゃのつる」
主題名「わがままな行い」となっています。
ねらい「つるを切られて泣くかぼちゃの気持ちを考えることを通して,わがままをせず生活しようとする態度を養う。」
だそうです。
これが、今の小学1年生で学ぶ道徳です。
つるがぐんぐん伸びていくのがかぼちゃの特性でもあるわけですが。。。
自分の記憶にある道徳と随分違う気がしております。
みなさんはいかがでしょうか。
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友人に、現役の小学校先生がいまして先日食事をしました。
現場の状況を聞き、愕然です。
教現場へのコーチング普及が急がれますね^^;
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