普通であることの難しさ

2017.08.06

普通であることの難しさ。

「普通」である事を、あなたはどの様に評価されますか。

「普通、それくらいできるでしょう」
「普通に考えたらわかはず」など。

相手が出したものに対し、望まない結果になった際によく使われますよね。

自分は、
「そんなに難しいこと、無茶は言っていない。」というニュアンスと共に用いられがちな印象です。

しかし、「普通」である事は「難しい」とも言えるのです。

なぜなら、全ての価値観の最大公約数だけ、平均値だけで生きることとも言えるからです。

人の価値観形成には、親の影響を大きく受けています。

例えば、親が野球が好きで、テレビでよく野球を見ていると、知らず知らずのうちに、親と同じチームを応援
していたり、選手の名前にも詳しくなっているでしょう。

初めて食べるものであっても、母親が「あ～美味しい〇〇ね」と食べていたら、自分も親にあわせて美味しいと
言って食べたはずです。

親の価値観に染まっている時点で、自分が普通と思っている価値観は、自分オリジナルのものではありません。
自分の普通と他人の普通は違いますし、平均値、最大公約数でいることは、かなり難しいのです。

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