2016.01.29
過去がどうでもいい理由
同じ出来事でも、人によってその評価はさまざまです。
例えば、
子どもの頃の遠足で、蜂に襲われて仲間全員で逃げ回ったとします。
「蜂に襲われて逃げた」と言う出来事を、
蜂に襲われて → 怖かった。 と記憶している人と
蜂に襲われて → みんな全力で走ったとき、アイツだけとっても遅かったな~。
と笑い話のように記憶している人がいると言うことです。
どう記憶するかもあなたが選べることができますし、
その記憶を現在の自分がどう解釈するかで記憶を書き換えることも出来るのです。
つまり、
過去とは、
その人の記憶において、起こった出来事に対する現在の解釈
であり、
出来事+感情でインプットしていることが多いのです。
過去がどうであったか、
幸せだったのか、そうではなかったのか。
それを決めるのは、出来事そのものではなく、今のあなたの解釈と言うことです。
過去がどうであるかで、未来がつくられる訳ではありません。
未来は過去の延長ではないのです。
むしろ逆です。
時間は未来から流れています。
現在が数分後には過去になり、過去はさらに遠い過去になります。
未来から流れている時間に私たちがどんどん進んでいるのです。
遠ざかっていく過去を見る必要がありますか?
川を上っていくときに、あなたはどこを向いて上って行くのでしょう。
もちろん前を向いて、上る方向を見て行きますよね?
過去を見ると言うことは、
川を後ろ向きに上がって行くようなものなのですね^^
もう、おわかりですね。
過去はどうでもいい。
過去から支配される自分を、いつまで続けるのですか?^^
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