2016.02.15
過去に生きてる、とは?
トラウマとは、今起こっている問題ではない?と言うお話です。
早速、トラウマになるケースとならないケースを見てみましょう。
ならないケースから。
ある出来事がおきる強い精神ショックを受ける
脳が経験としてデータを書き込む
次に同じことが起こらないように処理して過去のものとする。
次はなるケース。
ある出来事が起きる
強い精神ショックを受ける
脳が過去のものとせず未処理でいる
すると、
過去の未解決の問題がずーっと続いているので
なにかのきっかけで表面化する。
これがトラウマです。
アンカーリングとトリガーという言葉があります。
アンカーは錨にあたり、トリガーは引金です。
上の例で言うと、強い精神ショックがアンカーです。
そして何かのきっかけ、その何かがトリガーになります。
身近な例で言いますと
昔の恋人とよく聴いていた曲があったとします。
今ではその恋人と別れていますが
2人聴いていたその曲を偶然どこで聴いた時
その当時の記憶をパッと思い出す事があります。
これがアンカーとトリガーの関係です。
アンカーは
昔の恋人とその曲を聴いていた時の思い出や楽しいなどの感情
トリガーが曲。
つまりその曲が引金となって
その当時の思い出や記憶があふれてくるということです。
味覚でも風景なのど視覚、また触感でもにおいでも
このアンカーとトリガーの現象は起こります。
懐かしい場所・・・におい・・・味・・・
これらを感じるときは
何かしらのトリガーに触れた時です。
そして
記憶だけでなく必ず感情も伴います。
トラウマは何かしらのトリガーによって当時の悲しい辛いなどの感情があふれ出し
今、目の前では何も起こっていないのに、
まるで、過去に起きたことが今まさに目の前で起こっているかのように感じてしまう。
マイナスな感情に覆われてしまう。
ですから、過去の未解決の問題をずーーと今も問題としていることが、一番の問題なのです。
まるで川を後ろ向きに遡上していると言うイメージでしょうか。
まるで川を後ろ向きに遡上していると言うイメージでしょうか。
未来はをつくるのは、あなたです^^
未来の自分はどんな自分ですか?
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