頑張らなければ病気は治る？②

2016.04.13

病気を治すには、不安を安心に変えましょう。

不安とは、ストレスそのものです。

自然治癒力が下がります。

それを安心に変える。
不安を治癒のブレーキにたとえると、安心とは、治療のアクセルです。

不安は、アドレナリン、コルチゾールが分泌します。

※コルチゾールは、脳にとっては有害な物質で『海馬』を破壊します。

海馬は情動の発言、及びそれに伴う行動、短期記憶に関係し
種々の感覚入力に応じて時間空間情報を認知し、
一種の統合作用を行うところですから、
パニックになったり、凄いストレスの時、

記憶が飛んだり、計算（暗算）ができなくなったりするのはそのためです。

安心は、エンドルフィン、オキシトシンが分泌されます。

エンドルフィンは、達成感や幸福感、オキシトシンはやすらぎや信頼に結びつきます。

安心に必要なものは、

信頼、情報、時間の3つと言っておられます。

病気が治っていく過程に

否認 → 受容 → 感謝をたどっていくことが多いです。

自分は病気じゃない！と言い張る。これが否認です

そんな訳ない！と認めない。

そして受容とは、
自分が病気であると心の底から受け入れた状態。
そこからが本当の「治療｣の始まりです。
受容はスタートラインです。

治らない患者（否認している状態）は、スタートラインにすら立っていないのです。

時間をかけ、否認から受容へ。
そこには、治療を受け入れるための信頼関係が生まれています。

そして、全てに感謝ができる頃には病気は治っているのです。

感謝に対する研究があります。
・感謝する人は病気になりにくい
・感謝する人は病気の回復が早い
・感謝するだけで痛みが軽減した
・感謝するだけで幸福度が25％アップする

また、ボランティアする人の研究もあります
・死亡リスクが20％低い
・うつ病が少ない、抑うつレベルが低い
・心臓疾患、各種疾患の罹患率（りかんりつ）が低い

・活動的で達成感、幸福感を強く感じている

さらに、睡眠不足の人は
癌 6倍
脳卒中 4倍
心筋梗塞 3倍
高血圧 2倍
糖尿病 3倍
風邪 3倍

死亡率 5、6倍！

究極の健康法は

睡眠、運動、休養なのだということです。

精神科医樺沢紫苑先生の「頑張らなければ病気は治る」

のお話を、みなさんに少しお伝えいたしました。

本はもっと詳しく、丁寧に、そしておもしろく書いてあります＾＾
是非、読んでみてくださいね。
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