2016.02.14
コミュニケーションの前提とは?②
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コミュニケーションを計る上でとても大切なことがあります。
「地図は領土ではない」という概念です。
これはNLP(神経言語プログラミング)の前提の1つにあるものです。
読んで字の如しなのですが、ここで言う地図というものは頭の中の地図を指しています。
つまり、人それぞれが頭の中に持っている地図(価値観と言うとわかりやすいでしょうか)はそれぞれ異なり、
領土ではないため、そこを侵すものではない、と言うことです。
この言葉が指すことは、人の言葉の地図はそれぞれが違う、ということ。
例えば、「デート」と聞いて、
あなたは何を想像しますか?
映画を観にいく事を想像しますか。
どこか車で遠出することを想像しますか。
あるいは、食事することを想像しますか。
「デート」のイメージは人それぞれ違います。
極端ですが、どこかへ出かける事がデートと思っている人にとっては、食事=デートはピンと来ないかもしれません。
ですから、その事を十分に理解することで、
コミュニケーションでのすれ違いを無くすことができるのです。
頭の中に同じ地図、または似ている地図を持ってい同士であれば、比較的良好なコミュニケーション、人間関係が築けますが、
まったく異なる地図を頭持っている同士だと、場合によっては相手の地図を否定しに行く方までいます。^^踏み込みすぎ!と言いたいですね。
仕事においても
「一生懸命、コツコツ、慎重に、真面目に、正確・緻密に行うもの」という地図を持っている人と、
「仕事は楽しく、自由に、ゆったりと、のびのび、自分のペースで」という地図を持っている人。
この二人が出会うと、相手を自分の地図の方へ引き寄せようとするか、
相手の地図を攻撃するか、
相手の地図から逃れるか、
という行動をとるのが一般的です。
それが コミュニケーションギャップ、良好な人間関係が構築できない所以となるのです。
さて、ではどうするか。
とても簡単です。
それは、「地図は領土ではない」ので
相手の地図がどんな地図かを見て、受け入れ、尊重する。
それだけで、コミュニケーションギャップは回避され、敵対はなくなります。
あなたは今日、誰と、どんなコミュニケーションをとりたいですか?
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