札幌のコーチング・カウンセリング「ヒトラボ」。世界トップ基準のプロコーチ札幌出身村本麗子によるコーチング

スクールへ通う受講生の方に、毎回、good & new　というワークをしています。

前回の講義から今回までの間に起こった good と感じたこと、自分にとって new なことのエピソードを
話していただくものです。

今日は、驚くほどの成果を出され、とても興味深いお話がありましたので、ご紹介しようと思います。

30代の柔道整復師でとっても可愛らしい女性（Aさん）です。

Aさんの患者様に、70代女性の方がいました。

足を痛め、整骨へ通い、もう普段の生活はできるくらいに治って来ていました。

Aさんは、患者さんに、
「自転車にも乗れるくらいの筋肉は付いてます。大丈夫です。安心して自転車に乗れますよ。」
といつも伝えていました。

ですが患者さんは、
「自転車なんて無理よ。そんなこと、もうできないわ。」の一点張りで、勝手に限界を作っていたそうです。

Aさんは、ふと、
“この人のセルフトークを変える必要がある”　と思い時間をかけて言葉をコントロールしていけるよう働きかけたそうです。

そしてある時、Aさんが患者さんの太ももに触れ、異変に気付きます。

筋肉痛が見られる！！

思わず「あれ？！　〇〇さん！　何かされました！？」と早口になりながら尋ねます。

すると、患者さんの口からはこんな言葉が返って来ました。

「実は、先日、自転車に乗って、往復5km走ったのよ。
あなたに “出来る出来る” と何度も言われて、出来る気がしてきて乗ってみたらとっても楽しかったの。
まさか自分が、また自転車に乗れるようになるなんて思ってもなかったからすごく嬉しかったのね。
冬までには、往復10kmは行きたいわね。」

コミュニケーション講座の中にも、脳科学の理論が入っています。
自分自身はもちろん、自分とコミュニケーションをとる相手にさえも、影響を与える人になってしまうのです。

学んだことを、次の講座までに実践をして来くよう伝えています。

実践すると、望む未来が必ずやって来ます。なぜなら、時間は未来から流れて来ているからです。

実践しないと、どうなるか。
望む未来は、どっかに行ってしまいます。

学び、実践し続けて行きましょうね。